京都最強のパワースポット・鞍馬寺観光の見どころをご紹介!

鞍馬寺

京都は寺社仏閣が非常に多い観光地であるとともに、数多くのパワースポットも抱えています。京都のパワースポットの中で最強とされるのが、京都市中心部の北に位置する鞍馬寺です。

今回は日本史のヒーロー・源義経が少年期を過ごした場所としても有名な鞍馬寺の見どころを徹底解説します。

鞍馬寺観光の見どころ6選!

鞍馬寺は京都市でも北の山間にある観光地として知られています。ただ境内などにある、見どころに何があるのか気になりますよね。

最初に鞍馬寺が誇る見どころを6ヶ所ご紹介しましょう。なお紹介する順番は、駅からのルートに沿っていきます。

鞍馬寺の見どころ1:大天狗

鞍馬寺の大天狗

大天狗は鞍馬観光の玄関口である叡山電車鞍馬駅の前にある巨大な赤い天狗の顔を象ったオブジェです。鞍馬寺にいた少年期の源義経に修行を付けた「鞍馬の天狗」が題材になっています。

1994年に平安京遷都1200年を迎えた節目に、地元の自治会が制作しました。2019年10月には京都精華大学の有志が作成した、繊維強化プラスチック製の2代目がお目見えしています。

像全体の高さは4m、顔の部分は1.8mもの大きさです。赤い顔にまっすぐ前方に伸びている大きな鼻はインパクトがあります。鞍馬駅に到着した観光客が鞍馬寺に向かう前に記念撮影を行う定番の場所であるため、鞍馬寺参詣の前に1枚いかがでしょうか。

鞍馬寺の見どころ2:仁王門(山門)

鞍馬寺の仁王門(山門)

鞍馬寺全体の正門で、駅から徒歩3分のところにあります。現在のものは明治時代の1911年に再建されたものです。

門自体は義経が鞍馬寺にいた頃にはすでに建っており、とくに左側の扉は義経が平家軍と戦った寿永年間(1182~84)のものとされています。

両側の仁王尊像は、東大寺の金剛力士像で知られる運慶の息子・湛慶の作品と伝えられるものです。もともと京都市の北西に位置する丹波地域にあったものを、明治時代の再建に際して移転してきたとされています。

なお仁王門では、入山料300円を払ってから境内に入る仕組みです。払った入山料は鞍馬山の自然や境内の保全などに活用されます。

鞍馬寺の見どころ3:由岐神社

鞍馬寺の由岐神社

山門をくぐった先に続く九十九折(つづらおり)の参道付近にある神社です。平安時代の940年、時の朱雀天皇の命により天下泰平や万民の幸せを願う意味で、都の北方を守る存在として建てられました。

毎年10月22日に「鞍馬の火祭」と呼ばれる例祭が行われます。京都三大奇祭に数えられるお祭りで、かがり火の中を里人や神輿が進むものです。平安時代に神社が現在地に遷った際、里人が神様をお出迎えした様子が由来とされています。

現在の本殿と拝殿は1607年に豊臣秀吉の子・秀頼が再建したものです。とくに拝殿は桃山時代の建築様式が活かされており、境内でも秀吉時代の文化を伝える価値があるとして重要文化財に指定されています。

なお由岐神社には、八幡宮社や白長弁才天社など摂社も多いため、一緒にお参りするとよりご利益をいただけるでしょう。

鞍馬寺の見どころ4:本殿金堂・六芒星

鞍馬寺の本殿金堂
境内で最も中心的な建物です。現在の建物は1971年に再建されたもので、内陣にはご本尊である尊天の像が安置されています。

尊天とは毘沙門天と千手観音菩薩、護法魔王尊という3人の仏様が一体となった存在です。ちなみに毘沙門天が中央、千手観音菩薩が右、護法魔王尊が左に安置されています。

なお尊天の像は60年に一度開扉される秘仏で、次回見られるのは2046年です。一方普段は、「お前立ち」と呼ばれる代わりの像が見られるようになっています。

金剛床(こんごうしょう)は金堂の前にある、中心に六芒星の印がある曼陀羅の模様が描かれた床です。尊天による宇宙のエネルギーがとくに集まる場所であるため、浄化や開運のエネルギーをいただこうと訪れる多くの参詣者で列ができるほど人気があります。

ちなみに六芒星の中心にある、逆三角形の部分は尊天の象徴とされているため、踏まないようにするのがしきたりです。金剛床で強力なパワーをいただく際は、足元に気をつけるとよいでしょう。

他にも本殿金堂には授与所もあるため、お守りや御朱印をいただく際は金堂見学に合わせて立ち寄るのがオススメと言えます。

鞍馬寺の見どころ5:霊宝殿(鞍馬山博物館)

本殿金堂から15分歩いたところにある、鞍馬寺の寺宝などを展示する3階建ての博物館です。1階には鞍馬山に生息する動植物や自然関係の資料が、2階には経塚遺物や与謝野晶子の遺品、3階には仏像が展示されています。

1階には恐竜の時代よりもはるか昔から火山活動の影響を受けてきた鞍馬山の地層や、クラマノジャガイモタケなど鞍馬山固有の1000種以上に及ぶ動植物の解説が豊富です。仏教寺院だけにとどまらない鞍馬の魅力に触れられるでしょう。

2階の展示物では、とくに与謝野晶子関係のものが見応えあります。彼女の書斎を再現した記念室に展示されており、現代語訳『源氏物語』の原稿など彼女ゆかりの品々、生前の彼女の面影を感じられるでしょう。

3階には国宝の毘沙門天像が4体展示されています。おもしろいことに毘沙門天像は険しい表情をしながら左手を額にかざし、遠方を眺める様子になっているのが特徴です。京都を邪悪な存在から守ろうとしている姿勢とされています。全国にある毘沙門天像でも珍しいポーズであるため、ぜひチェックしてみるとよいでしょう。

鞍馬寺の見どころ6:奥の院

奥の院

木ノ根道

奥の院 不動堂

不動堂

鞍馬寺の霊宝殿からさらに奥に進んだところにある一帯です。金堂などがある境内中心部に比べると深い山林にある分、自然の強いパワーを感じられます。

一帯には木ノ根道や不動堂、義経堂など義経ゆかりのスポットが多いです。とくに木の根道や息つぎの水は、義経が天狗との修行で跳躍の鍛錬や休憩に利用したと伝えられています。木の根道は岩盤の固さより木の根が浮き出ているような姿になっているため、自然の神秘も感じられるでしょう。

また奥の院で最も有名な魔王堂は、尊天の1人である護法魔王尊が約650万年前に金星から降り立った地とされる場所です。大地の化身でもある護法魔王尊にゆかりのある場所だけに、独特の雰囲気や自然の力を感じられるでしょう。

義経公供養塔

義経公供養塔

鞍馬寺大杉社

大杉社

京都でもスピリチュアルで有名な鞍馬寺のご本尊やご利益とは!?

鞍馬寺は京都最強のパワースポットであるだけに、スピリチュアル面でも非常に有名です。スピリチュアルでも有名と聞くと、いただけるご利益がなおさら気になりますよね。鞍馬寺がスピリチュアルで有名な理由に、祀られているご本尊が深く関係しています。

鞍馬寺のご本尊は尊天と呼ばれる存在

ご本尊は「尊天」と呼ばれる存在です。そもそも「尊天」という言葉自体、聞いたことがないという人もいるのではないでしょうか。

尊天とは仏教の四天王に数えられる毘沙門天と、多くの人々に救いをもたらす千手観音菩薩、宇宙からやってきたとされる護法魔王尊が一体となった存在です。そして3人の仏様は、各々が光と愛、力を象徴するため、一体となって生命を生む宇宙エネルギーの化身とされています。

ちなみに尊天のお一人である護法魔王尊は、650万年前に鞍馬山に降り立ったとされる存在です。同時に義経が鞍馬寺にいた頃、彼に武術修行を付けた鞍馬天狗の正体ともされています。

鞍馬寺のご利益

ご本尊が宇宙エネルギーの化身であるため、いただけるご利益のパワーも大きいです。悪いことばかり続いている人間の運命を変え、健康やお金、願い事の実現などを引き寄せるご利益があるとされています。

とくに最強の戦国武将、上杉謙信が崇拝した戦の神様・毘沙門天を祀っていることから、厄除けや金運上昇、勝負事への勝利のご利益が有名です。病気・ケガや悪いこと続きの人、今後の仕事や学業などで成果をつかみ取りたい人、収入を増やしたい人にオススメでしょう。

強力なご利益や守護が期待できる鞍馬寺のお守り3選と御朱印

京都最強のパワースポットである鞍馬寺にお参りするのであれば、ぜひお守りはいただきたいものですよね。鞍馬寺の授与所でいただけるお守りは、離れていても仏様の強力なご利益や守護が期待できます。とくにオススメなのが以下に紹介する3つです。

降魔扇

降魔扇は護法魔王尊と義経が描かれた扇で、4,000円でいただけます。強力な魔除けと運命改善のご利益があるため、とくに普段悪いこと続きの日常を、よい方向に変えたい場合にオススメです。

扇であるため、毎日手に持って仰げば邪気を払う効果があるとされています。しかし忙しさなどで毎日仰ぐ余裕がない場合は、家の高いところに飾るのもオススメです。なお仰ぐ場合も飾る場合も、扇を開いた状態にした方がご利益をいただきやすくなります。

尊天守護のお守り

次に紹介する尊天守護のお守りは、ちょうどクレジットカードやポイントカードと同じくらいの大きさです。金運アップのご利益があり、財布のカード入れ部分にも入れられます。

お出かけの際などに常にご利益をいただけるように、普段からきれいな状態にした財布に入れて持ち歩くとよいでしょう。ちなみに1枚700円でいただけます。

福虎のお守り

最後に紹介する福虎のお守りは、毘沙門天のお使いである虎が2頭並んだモチーフのお守りです。しかも1つずつ手作りである上、お守りによって表情が異なる点で遊び心や可愛らしさを感じられます。

お守り自体は魔除けと金運アップのご利益があり、中に入っている鈴が鳴る音で邪気を払い、運命をよい方向に変えるとされているものです。

鞍馬寺の御朱印と御朱印帳について

授与所では御朱印や御朱印帳もいただけます。御朱印は1種類だけで、真ん中に「尊天」、左下に「鞍馬寺」と墨で書かれているものです。

加えて右上に「新西国第十九番」、真ん中には尊天のお名前と「鞍馬寺」の印が押されています。なお「新西国十九番」は、鞍馬寺が新西国観音三十三所巡りで19番目の霊場とされているのが由来です。御朱印は1つ300円でいただけます。

一方御朱印帳は、白地に菊の花を横から見た姿の寺紋を全体的に織り込んだデザインです。そして表側には、鞍馬寺の寺紋と「鞍馬山」の刺繍が金の糸で刺繍されています。御朱印帳は御朱印込みで1冊2000円です。

鞍馬寺のケーブルカーは拝観に便利!

境内全域が山になっている鞍馬寺を歩いて参詣する際、足腰に自信がない人にとっては大変そうに感じられますよね。体に不安を感じる人は、ぜひ鞍馬寺のケーブルカーのご利用をオススメします。

鞍馬寺ケーブルカーの運行区間と時刻表

鞍馬寺ケーブルカーは、正式名称が「鞍馬山鋼索(こうさく)鉄道」といい、1957年に開業した国内唯一の宗教法人が管理する路線です。距離も200m程度であるため、国内最短の鉄道路線としても知られています。

運行区間は仁王門の先にあるケーブル普明殿(山門駅)と、境内の中心部に近いケーブル多宝塔(山上駅)で、所要時間は2分です。

運行時刻

多宝塔駅行き 8時40分~16時30分
山門駅行き 8時45分~16時35分

※運行間隔は15分~20分程度です。
6月~8月は最終便の発車時刻が30分延長になります。

鞍馬寺ケーブルカーの運賃

鞍馬寺ケーブルカーを利用する際、運賃がいくらなのかが気になるでしょう。ケーブルカーの運賃は大人200円、小学生以下100円となっています。

なお運賃は、厳密には「ケーブルカー寄付金」という扱いです。寄付したお金で境内の建物などの保存・維持に役立てる代わりとして、お礼に無料で乗せる形がとられています。

鞍馬寺へのアクセス方法とオススメのお土産を紹介

鞍馬寺は京都市の北にあるため、アクセス方法がわからない人もいますよね。また有名なお土産の話も聞かれにくいため、お土産選びで悩むでしょう。

実は鞍馬寺へのアクセスは、電車やバスが利用できるなどかなり便利です。加えて、オススメのお土産もいくつかあります。

鞍馬寺へのアクセス

鞍馬寺にアクセスするには、大きく分けて地下鉄・バスを利用する方法と叡山電車を利用する方法、タクシーを利用する方法があります。

地下鉄利用の場合

市営地下鉄を利用する場合は、まず京都駅から烏丸線で終点の国際会館駅に向かい、近くの「国際会館前」バス停で「京都バス くらま温泉行き」で乗り換えです。約25分の乗車で「鞍馬」バス停で下車した後は徒歩1分で仁王門に到着します。

京都駅からの所要時間は約45分、運賃は地下鉄とバスの分を合計して610円です。ただし地下鉄の本数が多い一方、バスは1時間で約2本のため、乗り継ぎを考えて利用するとよいでしょう。

叡山電車利用の場合

一方叡山電車を利用する場合は、京阪線や市バスなどで出町柳駅に移動します。京都駅から電車で移動する場合は、一度JR奈良線で東福寺駅に移動してから京阪線に乗り換えるとよいでしょう。

出町柳駅からは叡山電車の鞍馬行きに乗り換えます。約30分の乗車で終点の鞍馬駅に到着すると、仁王門までは徒歩3分です。

京都駅からの所要時間は約52分、運賃はJR・京阪・叡山電車の分を合計して830円になります。本数は叡山電車でも1時間に10本程度あり、比較的便利です。

タクシー利用の場合

鞍馬寺まで車で行く場合は、京都駅烏丸口(北口)からタクシーを利用します。所要時間は約40分、運賃は約5,860円です。運賃が高めであるため、複数人で利用する場合に活用するとよいでしょう。

鞍馬寺に来たら買いたいお土産(みやげ)3選!

鞍馬寺に来たのであれば、ぜひ鞍馬らしいお土産を買うのがオススメです。鞍馬で一押しのお土産に以下の3つがあります。

木の芽煮(きのめだき)

木の芽煮は鞍馬寺を代表するお土産です。鞍馬地域で取れる山椒の若芽と昆布を一緒に醤油で煮て作ります。福井県の若狭地方で獲れた昆布が鯖街道経由で鞍馬に伝わった際、山椒と昆布を一緒に似たところ非常に美味しかったので、参拝客に振舞うようになったのが誕生のきっかけです。

鞍馬寺の門前町には、さまざまな木の芽煮を扱うお土産屋さんがあります。とくに「くらま辻井」や「渡辺木の芽煮本舗」などが有名で、勤務先など向けのお土産としてギフトセットもオススメです。

牛若餅

牛若餅は門前町にある「多聞堂」にて扱われているお土産で、「牛若餅」の焼き印が入っています。鞍馬寺からさらに北の方にある広河原地区のトチの実とこしあんが材料です。

昔ながらの手法でトチの実の天日干しと乾燥、流水への水さらしなどと非常に手間を掛けて作ります。もちろん手間が掛かっている分、柔らかくて美味しいです。

また掌の真ん中に収まるほどの大きさであるため、小食の人でも程よい量に感じられるでしょう。なお売り切れ次第終了になるほど人気が高いため、早めに買うのがよいでしょう。

天狗煎餅

最後に紹介する天狗煎餅は、表面に天狗の顔と「鞍馬山」の焼き印が入った瓦煎餅です。大きさが15×12cmとかなり大きめであるため、腹持ちしやすいのが特徴と言えます。

1パック500円のため、帰り道などに分け合って食べるにはちょうどよいボリュームです。義経に修行を付けたという天狗のパワーを感じながら食べるにはオススメでしょう。

鞍馬寺から貴船神社までのアクセスルートをご案内!

鞍馬寺山門
鞍馬寺の西側には、同じく京都有数のパワースポットで縁結びの名所として有名な貴船(きふね)神社があります。せっかく鞍馬寺まで行くのであれば、貴船神社も一緒に立ち寄ってみたいですよね。

最後に鞍馬寺から貴船神社へのアクセスルートもご紹介しましょう。なおアクセスの方法には、鞍馬寺の奥の院を経由する方法と、叡山電車とバスを利用する方法があります。

鞍馬寺奥の院経由で貴船神社に移動する場合

奥の院を経由する場合は、本殿金堂から西門へと抜けるルートです。ハイキングコースではあるものの、アップダウンはきつくなく初心者でも安心して歩けます。ただし足腰に自信があっても、歩きやすい靴を用意するべきでしょう。

本殿金堂から奥の院にある魔王堂まで約45分、魔王堂から西門経由で30分歩けば貴船神社の奥宮に着けます。ちなみに山門から九十九折り参道経由で、本殿金堂に至る所要時間を含めると、全体で1時間30分から2時間と見積もるとよいでしょう。

叡山電車・バスで鞍馬寺から貴船神社に移動する場合

ハイキングコースを歩ける自信がなかったり、体力に不安があったりする場合は公共交通機関の利用がオススメです。まず叡山電車の鞍馬駅から、隣の貴船口駅に移動します。両駅の所要時間は約3分です。

貴船口駅からは京都バス貴船行きに乗り換えると、5分程度の乗車で終点の「貴船」バス停に到着します。バス停からさらに5分ほど歩くと神社に到着です。全体の所要時間は乗り継ぎを考慮しない場合で15分、運賃は370円となります。

なお貴船口駅から神社までは、貴船川の清流沿いに道が伸びているため、歩いていくことも可能です。徒歩では30分程度かかるものの、マイナスイオンや豊かな自然に浸りながら心癒されるひとときを味わえるでしょう。

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