京都を代表する観光スポットである清水寺は、古都京都の魅力がたっぷりつまった見どころ満載の名所です。
そんな清水寺について、魅力や歴史だけではなく、周辺のグルメやお土産処などをご紹介します。
もくじ
ここに注目!清水寺の見どころ
清水寺に来たならここに注目していただきたい、2つの見どころをご紹介します。
ことわざの由来にもなった清水の舞台
「清水の舞台から飛び降りる」という決死の覚悟を表したことわざは、本堂の前面に広がる舞台から生まれました。
清水の舞台から見る景色はもちろん、少し回り込んで舞台が見える場所に向かうと、来てよかったと思えるような圧巻の景色が広がっています。
京都の奥ゆかしさと風情を感じられる街並みが一望でき、4階建てビルにも相当する高さ約13メートルの舞台の存在感が引き立つ写真を撮れますよ。
さらに進み、清水の舞台を正面から見てみると、本堂の荘厳さを感じられます。本堂は御本尊である観音さまに芸能を奉納する場所なので、文化の歴史が積み重なった様子が想像されます。
四季が色濃く映し出される自然の景観
清水寺は季節によって違った表情を見せてくれるところも魅力です。
春には咲き誇る桜に誘われた人たちが集まり、にぎわいと儚い美しさを感じる場所になります。初夏には生命力あふれる新緑が辺りを包み、蒸し暑い夏でも木々によって日差しが遮れられ、涼し気な気持ちにさせてくれます。
秋は燃えるような赤に染まった紅葉が見どころです。清水寺にある三重塔などの建造物は、紅葉と同じ朱色に彩られているので、古来から存在する自然と建造物の色彩に目を奪われます。
冬は雪を被った木々から聞こえてくる、鹿威しに似た冬ならではの音に風情を感じます。晴れた日には、太陽の光が反射して、さらに美しい景色が見られますよ。
清水寺の歴史とちょっとした豆知識
清水寺は、約1200年前の778年に開創され、京都の人たちだけではなく、日本全国から訪れる観光客から親しまれてきました。1994年にはユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録された、日本を代表する観光スポットです。
清水寺にある音羽の滝はパワースポットとして知られ、3本の滝にはそれぞれ学問・恋愛・長寿のご利益があるとされています。
清水寺の周辺にある京都の食べ歩きスポット
清水寺の拝観後にふらっと立ち寄れる、食べ歩きスポットをご紹介します。
1.清水京あみ「八ツ橋しゅー」
SNSで注目を浴びた清水京あみの「八ツ橋しゅー」(330円)は、その名の通り京都名物の八つ橋とシュークリームを組み合わせた、京都ならではの斬新なスイーツです。
シュー生地にニッキを含ませて焼き上げることで、香ばしさとニッキの香りがさらに引き立つシュークリーム。中にはたっぷりのクリームがつめられているので、食べ歩きの際こぼれてしまわないよう注意してください。
住所 | 京都市東山区清水1丁目262 |
アクセス | 清水寺から徒歩約2分 |
営業時間 | 10時~18時 |
定休日 | 不定休 |
2.梅園 清水店「みたらし団子」
店内に座敷席を設けた、昔懐かしい古民家のような和菓子店です。
梅園 清水店の「みたらし団子」(460円)は、俵型の独特な形が特徴。ボリューミーなみたらし団子を夏の暑い時期は、座敷で涼みながらお腹を満たし、すごしやすい時期には縁側で京都の街並みを観察しながら味わってみてください。
みたらし団子のほかに、あんみつやわらび餅などの和スイーツやお持ち帰り商品もあります。夏にはおしゃれなパフェ氷や、和と洋をミックスさせたかき氷もメニューに加わるので、最新情報をInstagramでチェックしてみましょう。
住所 | 京都市東山区清水産寧坂339-1 |
アクセス | 清水寺から約徒歩約10分 |
営業時間 | 11時~18時 |
定休日 | なし |
3.清水チーズ工房「清水ボトルチーズケーキ」
2019年、清水寺のふもとにオープンした清水チーズ工房は、フォトジェニックなおしゃれチーズケーキを瓶に詰めた「清水ボトルチーズケーキ」(380円~)が人気の食べ歩きグルメです。
3層からなるチーズケーキは、スプーンで食べられる濃厚さと滑らかな食感が特徴。京都の街並みを背景に写真に撮りたくなるほど、かわいらしい見た目も魅力です。
チーズケーキのほかに「清水チーズソフト」(432円)や「飲めるチーズドリンク」(432円)など、片手で食べ歩きのできるスイーツもありますよ。
住所 | 京都府京都市東山区白糸町569-10 |
アクセス | 清水寺から徒歩約10分 |
営業時間 | 10時~17時30分 |
定休日 | 不定休 |
清水寺に来たなら買っておきたいお土産BEST3
清水寺に来たなら、周辺の参道に軒を連ねているお店でお土産選びをしてみてはいかがでしょうか。
清水寺に来たなら買っておきたい、オススメのお土産ベスト3をご紹介します。
1.京ばあむ 清水店「京ばあむ」
しっとりふわふわの京ばあむは、京都の地下水が使われた京都産の豆乳と、国産100%の小麦粉を合わせたスポンジ生地で作られています。宇治抹茶と煎茶をブレンドした抹茶生地を重ね、見た目にもこだわった美しい2色の層が特徴です。
スタンダードな厚みの3.5センチと、食べ応えのある5.25センチの2種類を用意。抹茶の香りが漂う、京都の定番土産として人気を集めています。
住所 | 京都市東山区清水2丁目229 |
アクセス | 清水寺から徒歩約7分 |
営業時間 | 10時~17時 ※2階カフェ休業中 |
定休日 | 不定休 |
2.カランコロン京都 清水店「はんなり小物」
カランコロン京都は、京都ならではのはんなり小物が集まった、京雑貨のお店です。
昔懐かしいレトロかわいいちりめん小物や、ポーチ・メガネケース・印鑑入れなどの実用的なアイテムまで豊富なラインナップを展開。年代問わずオススメできる小物が勢ぞろいしています。
和モダンな雰囲気が好みの方にぴったりな、京都ならではの雑貨屋さんです。季節限定や清水店限定アイテムもあるので、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住所 | 京都市東山区清水寺門前産寧坂北入清水3丁目342-2 |
アクセス | 清水寺から徒歩約10分 |
営業時間 | 10時~18時30分 |
定休日 | なし |
3.香老舗 松栄堂 産寧坂店「お香」
2000年夏、清水寺からほど近い東山の自然に囲まれた場所にオープンしたばかりの、お香のお店です。お香と聞くと敷居の高いイメージをもたれがちですが、現在でいうところのアロマと同じで、香りによって癒しをくれるアイテムです。
古都の風情が漂う香りをそろえ、はじめての方でも手に取りやすい価格のお香も用意しています。繊細な香りによって思い出される京都の思い出に浸りながら、心行くまでリラックスできますよ。
住所 | 京都市東山区清水3丁目334 |
アクセス | 清水寺から徒歩約9分 |
営業時間 | 10時00分〜17時00分 |
定休日 | なし |
アクセス、拝観料、拝観時間について
住所 | 京都市東山区清水1丁目294 |
アクセス | ・JR京都駅から:五条坂下車バス停で下り、徒歩約10分 ・京阪電鉄 清水五条駅から:徒歩約25分※車で向かう場合、境内に駐車場はないので周辺の駐車場を利用してください |
拝観時間 | 6時~18時(特別拝観時間は6時~21時30分、7月と8月は6時~18時30分) |
拝観料 | ・大人:400円 ・高校生以下:200円 |